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塗料の種類と失敗しない選び方
外壁塗装において、塗料の選定は非常に重要な要素の一つとなります。
どの塗料を選んだかによってほぼ塗装工事の質が決まるといっても過言ではありません。
外壁塗装に使用される塗料は、その構成や種類によってさまざまな特徴や特性を持ちます。
ここでは、塗料を構成する4つの成分に焦点を当て、塗料にはどのような種類があるのか、それぞれどのような違いがあるのか、という塗料の基本を学べる内容となります。
塗料の仕組みを知ることで、外壁塗装で最も重要とされている「塗料を選ぶ基準」を身につけることができますので、ぜひ最後まで読んでお役立てください。

塗料の構成(仕組み)と種類について
塗料は主に「樹脂」「顔料」「添加剤」「溶媒」の4つの成分から成り立っています。
以下4つの成分が、どのような役割を果たすのか(どのような効果を持たせるのか)で、塗料の持つ性質や特徴が大きく変わります。各成分にそのような役割があるのか、以下補足していきます。

樹脂(じゅし)
樹脂は、塗料を形成する上で必須となる主成分(ベース)です。
何年ぐらい持つか?という塗料の耐用年数は、おおむねこの樹脂に左右されると考えて良いでしょう。

主要4樹脂塗料
・アクリル樹脂塗料…約3〜5年
・ウレタン樹脂塗料…約5〜7年
・シリコン樹脂塗料…約7〜12年
・フッ素樹脂塗料…約12〜15年
※期待耐用年数は気候条件や立地条件により変動

上記4樹脂は、すでに40年以上前から使用され続けている主成分であり、今現在もそれは変わっていません。
どのベースの樹脂か?で塗料の耐用年数が変わりますので、次回の塗装時期もおおむね決まってくるわけです。
見積書の比較には、この主成分である樹脂の種類は必ずチェックしておくべき項目の一つになります。

顔料(がんりょう)
顔料とは、塗料の色彩や質感、ツヤの調整などを行う、いわば美観(見た目)を形成する部分です。

リシン
顔料に細かい砂などを混ぜて吹き付ける塗装仕上げ工法。
モルタル(新築)などでよく使用される。
スキン
顔料に粉砕した石などを混ぜて吹き付ける塗装仕上げ工法。
リシンよりも少し豪華に仕上がる。
セラミック
顔料に天然石やセラミックを混ぜて吹き付ける塗装仕上げ工法。
意匠性の高いかなりゴージャスな仕上がりができる。

ゴツゴツした質感のリシン塗装やスタッコ塗装、大理石のような豪華な仕上がりの意匠性セラミック塗料なども、顔料に骨材(砂や天然石など)をまぜ合わせて造られています。
あと、サビ止めなどの調整も顔料で行われています。

添加剤(てんかざい)
添加剤とは、塗料の製品としての質を安定・向上させる役割や、塗料にさまざまな機能・効果を持たせる役割があります。
代表的なところでいえば、遮熱塗料や断熱塗料、無機塗料、ラジカル塗料、光触媒塗料などがそれにあたります。

これらの特殊な機能性を持つ塗料は、ベース樹脂(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)に特殊な添加剤を混ぜ合わせることで造られています。
そのため、仮に同じラジカル塗料であっても、アクリル樹脂ベースのラジカル塗料や、シリコン樹脂ベースのラジカル塗料が存在するわけです。
ココが塗料選びの一番ややこしい点であり分かりづらい点ですね。

溶媒(ようばい)
溶媒とは、塗料を薄めたり溶かしたりする成分です。塗料はそのままでは使えません。
水で薄めた塗料は水性、シンナーなどで溶かした塗料は油性(溶剤)といいます。
塗料に混ぜた水やシンナーは、時間が経過すると蒸発してなくなり、残った成分が固まり塗料が形成されます。
塗料の中には、塗料を強制的に固める材料「硬化剤」が必要な塗料もあり、それらを「2液型」といい、そのまま使用できる塗料を「1液型」といいます。
詳しくは下記を参考にしてください。



外壁塗装の失敗しない塗料の選び方
では次に、外壁塗装工事においての塗料の選び方について解説してきます。
これまで説明したように、塗料にもいろんな種類があります。塗料選びで重要なのは、「目的に合わせて塗料を選ぶ」ということです。

目的別の塗料の選び方
●デザイン重視
●耐久性重視
●価格(コスト)重視
●機能性重視

ちなみに、すべてを兼ね備えたスペシャルな塗料というのは存在しません。
なにを重視するか、ご家族でしっかり話し合った上で塗料を決めていくようにしましょう。

デザイン重視塗料(おしゃれにしたい方向け)
デザイン重視塗料とは、その名の通り塗装によって外壁の見た目をガラッと変えることができる塗料のことです。

デザイン重視の代表的な塗料
●石材調セラミック塗料
●リシン塗料
●スキン塗料
●スタッコ塗装
●ボンタイル塗料

一般的にデザイン重視の塗り替えに適しているのは「石材調セラミック塗料」でしょう。
リシン塗装やスタッコ塗料は、その耐久性の低さから塗り替え用として使用さるケースは少なく、基本的に新築用塗料といったイメージです。

耐久性重視塗料(長く持たせたい方向け)
「ご自宅をできる限り長く持たせたい」「短いスパンで何度も塗装工事するのは煩わしい」といった方は、以下の耐久性重視塗料がおすすめです。

15年以上の耐久性が期待できる塗料
●フッ素塗料・・・約12〜15年
●無機塗料・・・・約15〜20年

無機塗料は最高ランクに位置付けされる塗料です。
その次にフッ素塗料です。長く持つ塗料は、一回分の工事費用は高くなりますが、長期的に見るとランニングコストが抑えられ、コスパが良い塗料とも言えます。

価格(コスト)重視塗料(特にこだわりがない方向け)
「そこまで塗装工事にお金をかけたくない」「特にこだわりはない」という方は、10年前後の耐久性をもつ以下の塗料がおすすめです。

性能も価格も平均的なバランス塗料
●シリコン塗料・・・約7〜12年
●ラジカル塗料・・・約7〜18年

ラジカル塗料は、シリコン塗料より耐久性が高く価格も変わらないということで現在人気になっている塗料です。
もちろん商品によってその性能や価格は異なりますので、しっかりと見極めて選んでいきましょう。

機能性重視の方向けの塗料(新しいもの好きな方)
機能性塗料というのは、塗料に特殊な効果を新たに付与した塗料のことです。
例えば、光を反射して温度を下げる「遮熱塗料」や、熱の伝導率を下げて温度を抑える「断熱塗料」、それに太陽光によって汚れを分解してセルフクリーニングしてくれる「光触媒塗料」などです。

機能性を持った特殊塗料
●遮熱塗料
●断熱塗料
●光触媒塗料

これらの塗料は、2000年以降から使われ始めた比較的新しい塗料で、ウレタンやシリコン、フッ素といった樹脂ベースの塗料に新しい機能・効果を付与して作られた塗料です。
ですから、それぞれの耐用年数はベースとなっているグレードによって異なります。


まとめ:外壁塗装の塗料の種類と失敗しない選び方
さて、今回は塗料の仕組みについての基本的な情報を解説してきました。
では最後に、本記事で解説したポイントを以下にまとめておきます。

塗料は、「樹脂」「顔料」「添加剤」「溶媒」の4つの成分で構成されている。
  • 樹脂…塗料のベースとなる成分
  • 顔料…塗料に色をつけたり、塗膜に装飾している成分
  • 添加剤…塗料の品質を向上したり調整したりする成分
  • 溶媒…塗料を薄めたり溶かしたりする成分

塗料が何年持つか?という耐用年数は、塗料の主成分である「樹脂」によってほぼ決まる。

樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素という4種類のグレードがある。
  • アクリル樹脂塗料…約3〜5年
  • ウレタン樹脂塗料…約5〜7年
  • シリコン樹脂塗料…約7〜12年
  • フッ素樹脂塗料…約12〜15年

上記4種類の樹脂塗料をベースに、特殊な添加剤を混ぜ合わせて造られたのがラジカル塗料や無機塗料、それに断熱・遮熱塗料、光触媒塗料など。
顔料に特殊な骨材を混ぜ合わせて造っているのがリシン、スタッコ、意匠性セラミック塗料などとなる。
なお、塗料の耐用年数はベースとなる樹脂が大きく関係してくる。
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